29年の会社員人生から独立へ。中小企業診断士として踏み出した理由
この記事は「中小企業診断士の独立リアル」シリーズの第1回です。
■ はじめに
長年勤めた会社を離れ、独立という選択をする。
これは多くの人にとって、大きな決断です。
私自身も、約30年にわたる会社員生活を経て、中小企業診断士として独立しました。
今回は、その背景と「なぜ独立したのか」についてお話しします。
■ 安定の中で感じていた違和感

長く企業に勤める中で、さまざまな経験を積むことができました。
一方で、次のような感覚も徐々に強くなっていきました。
- 環境変化に対する対応の遅さ
- 組織としての危機感の薄さ
- 個人としての成長スピードとのギャップ
例えば、環境が大きく変化しているにも関わらず、
意思決定に時間がかかり、現場のスピード感とズレを感じることがありました。
また、目の前の課題に対して「本来はこうすべきではないか」と思いながらも、
組織として動けないもどかしさを感じる場面もありました。
これは決して「会社が悪い」という話ではなく、
自分の価値観とのズレだったのだと思います。

このままでいいのか?
と感じることが、少しずつ増えていきました。
■ 独立に向けて準備していたこと

いきなり独立したわけではありません。
実は数年前から、少しずつ準備を進めていました。
最初は小さな一歩でした。
副業として補助金の申請支援に関わり、
自分の知識が実際の事業者の役に立つことを実感しました。
また、セミナーに登壇する中で、「伝えること」そのものが価値になることにも気づきました。
具体的な取り組みは以下の通りです。
- 資格取得と登録
- 副業としての実務経験
- セミナー登壇や講師活動
- ブログやWeb運用による集客の実験
この期間があったことで、
「やっていけるかもしれない」という感覚を持つことができました。
■ なぜ独立したのか?

よく聞かれる質問です。
理由はいくつかありますが、本質的にはシンプルです。
👉 「自分の人生を自分で選びたかったから」
- いつかやろう、ではなく「今やる」
- 環境ではなく、自分の行動で結果を出す
- 誰かの意思ではなく、自分の意思で動く
この選択が、独立でした。
不安がなかったわけではありません。
それでも、
「自分で選んだ道を進んでいる」という実感は、会社員時代には得られなかったものでした。
■ 独立はゴールではなくスタート

独立して感じたのは、
👉「スタートラインに立っただけ」
ということです。
- 仕事は勝手には来ない
- 信用はゼロから積み上げ
- 全て自己責任
だからこそ面白い。
■ まとめ
独立は特別な人だけのものではありません。
ただし、
👉「準備 × 行動 ×覚悟」
この3つが揃ったときに、現実的な選択になります。
そして何より大事なのは、「やるかどうか」を自分で決めることです。
👉 次回は
「独立直後にぶつかったリアルな課題」について書きます。

